日清戦争

日清戦争とは日本と清国との間で、朝鮮支配をめぐる抗争から1894年から、95年に起こった戦争。明治維新政府の中には朝鮮に積極的進出を促す征韓諸さえおこりましたが、1875年の日鮮修好条約締結で一応退いてその自主独立を認めました。しかし朝鮮に対する清国の圧力が強まるとともに、日清間の繁張は深まり、ついに両国がここに出兵衝突をみるに至り、豊島沖海戦後に日本は宣戦布告。黄海海戦で大勝し、大連、旅順などを占領し、1895年、明治28年に下関で講和を結びました。日本は戦費2億円、1万7千人の犠牲でしたが、賠償金2億テール(3億円)を得、台湾を植民地としておさえることになり、その後の資本主義的発達を促進させる契機となりました。

日本史

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