下克上

下剋上とは中世の南北朝時代から室町時代にかけて見られた社会現象で、下層者が実力で上層者を押しのけていくこと。将軍は幕府の管領に、管領は守護に、守護は守護代に、守護代はまたその代官に押しのけられ、本家は分家に押しのけられるというように、下の者が上の者にとって代る。歴史の発展は所詮そういうものですが、特に室町後期、戦国期の上流社会では、これを下剋上と呼んで怯えていました。

日本史

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